本当に大切なものは、それほど多くない
どうも田仲です。
トレードを始めたばかりの頃は
だいたいみんな同じルートを辿るもの。
ブログを読み漁り、そこに書いてる手法を実践。
本を読み、そこに書いてるインジ設定で挑戦。
それで勝てないと、その手法を突き詰めてやる前に脇に置き
もっと簡単に!勝率99%なんて謳い文句の教材を手にする。
なぜ勝率90%もある手法が僅か2、3万で転がってんの?
っていうのはさておき、大体こんな感じでみんな負けトレーダーへと成長する。
負けている人は、いかにインジケーターを使いこなすかにフォーカスが当てられていて
そのチャートは大体インジまみれ。
もうどこにローソク足があるのか分からないくらい、デコレーションしまくり。
こんな感じで。
平均足が陰線ひいて、MACDがデッドクロスしたときに、別インジが下落の‥‥‥
本質に目を向けず、少しでも簡単に、少しでも楽に、少しでも早く利益を
こんな感じでやっていると、上記のようにゴチャゴチャしたチャートができあがり
一番重要なローソク足ではなく、インジの動きばかりに目を向けるようになるものです。
まるでそのインジで未来予測ができると思ってるんじゃない?ってくらい
インジケーターの設定値を追求し、聖杯さがしの旅に向かったりする。
そしてその旅にいったトレーダーは、まず勝てる場所にたどり着くことなく
強者に資金を奪われ退場するか、商材屋のカモにされて蜜を与え続けることになる。
そうならないためにも、重要なのはインジケーターでもなければ
その設定値でもない、ってことを理解しておかなければいけません。
ましてや月額のサインツールで1分取引なんてものは、もはやゴミでしかない。
しっかり相場の本質に目を向ければ、インジケーターはいらない(または必要最小限だけ使用でいい)し
サインツールなんてものは自分の判断を鈍らせる邪魔なものでしかなくなるワケです。
考えたら分かることですが、インジケーターの元を辿るとローソク足にたどり着きます。
MACDしかり、移動平均線しかり。
だからローソク足を学んでいけば、レートの分析はローソク足ひとつで十分ということ。
例えばこのチャート。実際僕がつかっているものですが、基本これだけ。
ここに補助としてオシレーターをひとつくらい加える程度ですが、それも参考程度のものです。
インジケーター依存の方はこのチャートだけだと不安になるかもしれないけれど
余計なものを排除していることで、重要な部分にしっかりフォーカスできます。
インジケーターなどでチャートを埋め尽くさなくても
ローソク足、ラインをしっかり学んでいけばが勝つことはできます。
もしチャートがインジケーターまみれになっている方は
一度、すべてを外してみてはいかがでしょう。
オリジナルインジケーター【Line*2】
インジケーターに依存することは危険だ、と話しましたが
それは絶対に使うな、ということではありません。
自分の作業を効率化させてくれるインジケーターであれば使ってもいいし
僕自身、必要最低限では利用しています。
例えば僕のトレードはサイクルの分析から始まり、その時に一番重要な水平ラインを引く。
この水平ラインがかなり重要で
このライン際でプライスアクションをみてエントリーしています。
僕は幾つものチャートにラインを引いていくため
通常の引き方で一つひとつ引いていくのはかなり面倒。
高値に引いて、複写して安値に引いて‥‥‥
これでは時間がもったいないので、ライン描写はオリジナルインジケーターを入れ
作業を効率化させています。
例えばこんな感じで十字線を出したところ。
ラインを引きたいところにこの十字線を合わせるだけでラインが引けるインジケーターです。
また引いたラインはワンクリックで消すこともできる機能搭載。
これは僕自身がライントレードをやる上で作り上げたもので、コミュニティメンバーのみ
配布していく予定のものですが、ラインを使う方にはかなり便利なインジケーターだと思う。
こんな感じで、インジケーターはエントリーポイントを出してくれるものだとか
自動ですべてを描写してくれるものではなく、あくまで自身のトレードを効率化させてくれる
そんなものをチョイスすると、本質を忘れずトレードできるようになります。
ぜひご自身のチャートを見返して、不必要なインジケーターは捨ててしまいましょう。
それではまた次回。
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